ローズマリーの言い伝え

ローズマリーには様々な言い伝えがあります。

ローズマリーは「聖母マリアのバラ」という別名もあるのですが、聖母マリアが迫害を受けエジプトに逃げる途中の野宿のために自分の青いマントを白い花のローズマリーの上にかけたら、それまで白かったローズマリーが一夜で青いローズマリーに変わったという伝説も生まれました。

古代ローマでは、ローズマリーの香りには悪魔祓いをする力があると考えられ、宗教儀式に使われていたり、ヨーロッパではローズマリーの木を1本庭に植えておくと魔女除けになるといわれていたため、多くの家の庭先で栽培されていたそうです。

なかでも有名なものは、ローズマリーから作る「ハンガリアンウォーター」のエピソードでしょうか?

14世紀のハンガリー女王エリザベートが使った、別名:「ハンガリー水」「ハンガリー王妃の水」とも言うもので、ローズマリーを主成分としたハンガリアンウォーターを使っていたエリザベート王妃は、70歳になってからポーランドの国王からプロポーズされたと言い伝えられています。

70歳ともなれば、いろいろ健康面でも問題が出てきます。エリザベートは老齢による持病に苦しんでおり、そこで献上されたのがローズマリーが主成分のハンガリアンウォーターなのです。これを使用すると痛みもなくなり、更にローションとして肌に使ったら肌も若返り、20代のポーランド王からプロポーズされたという内容です。

まるで魔法のローションですね。であれば化粧水にも応用してみましょう!

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